スカイライン R34はまだ高騰するのだろうか?
スカイライン GT-R R34 はこれから高騰する?
R-34 スカイラインが高騰する理由
ワイルドスピード、頭文字D(イニシャルD)やグランツーリスモなどの漫画やゲームでも有名な
スカイラインGT-Rはスポーツドライビングをする方に人気の車です。
しかしここ10年でR-32スカイラインの値段は大きく上がりました。
それはアメリカへの中古車の輸出が始まり、大きく国内の車の在庫が減ったからです。
すでにR-32スカイラインだけでなく、R-34スカイラインも同じく高騰が始まっています。
昨年ではR-34の限定車が3000万円以上の金額で落札をされたというニュースがあります。
これも同じくアメリカへの輸出が原因です。
しかしなぜ今更輸出されるのでしょうか?
旧車の高騰に関連する アメリカ 25年ルールとは?
アメリカでは25年ルールというものが存在しています。
製造日から25年が経過すると、アメリカの安全保安基準に満たない車でも、
アメリカに中古車として輸入・販売が出来るようになるというルールです。
つまり25年経っても人気がある車種であれば、アメリカに輸出が開始されわけです。
もちろんすべての車が25年たっても人気なわけではありません。
一般的な乗用車で25年が経過して、人気が出る車は殆どありません。
しかしR-32スカイラインや 100系Supra、 ランエボなど人気がある車種は海外に出回ってしまうのです。
R-34の25年ルールはいつ?
実はR-34は1999年がデビューなのでまだ3年ぐらいあるはずです。
そもそもアメリカで旧車が人気な理由 税金の違い
アメリカでは新しい車はある種のステータスです。
古い車でも乗れればとことん乗りつぶす人が沢山います。
また税金面でも日本では13年以上(ディーゼル車は11年以上)たつと、
毎年の自動車税が15%UPします。
一方でアメリカでは排ガス規制があり、この基準に満たない車の税金は高くなります。
しかし、21年を経過した車両は免除されます。
つまり25年ルールでアメリカに輸入された車は税金面でも特に不利なことはないのです。
今から買っておくべき?
もちろんいつかは乗りたい!と思っている方は、
今すぐ買ったほうが良いでしょう。
投資目的でほとんど良い状態の車は既に高騰しており、
これからはそれなりのタマも減っていくので、相当困難だと思います。
先に良い状態の車は売れてしまい、残った状態の良い車も、
どんどん値段が上がる可能性が高いですね。
ただ単に投資目的の方は、やめておいた方がいいですね。。。。